まちの記憶 #70小沢酒店さんの敷地にあった懐かしい戦前の洋館
更新:2023年7月14日
2006年7月中旬の頃
鹿渡地区に、小沢酒店さんがある。昭和27年(1952年)から営業している。小沢酒店の広い敷地に、立派な洋館が建っていた。前面にブドウ棚があり、夏の強い日射しを遮っている。
周囲に酒ビンを入れるプラスチック製のケースが積んである。この洋館は間もなく姿を消し、平成の家に替った。画面左手前に犬小屋が見える。和風の建物と洋館の組み合わせは、四街道独特の建築様式だと言われている。四街道の誇る文化の1つ。ひどく懐かしい風景だった。
描かれた場所
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まちの記憶について
まちの記憶は、四街道市内のかつての風景と、その場所にまつわるエピソードを添えたコラムです。四街道市に生まれ育ち、その地で70年以上暮らしている画家の福田芳生が、記憶をたどりながら描いた色鉛筆画とテキストで綴ります。(絵・文:福田芳生)まちの記憶について