在宅酸素療法時における火気の取扱いにご注意ください
更新:2021年9月1日
在宅酸素療法時における火気の取扱いについて
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加しています。
在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベ(以下「酸素濃縮装置等」という。)の使用中に、喫煙等火気使用が原因と考えられる火災が発生しています。
酸素は燃焼を助ける性質が強いガスであり、火を近づけると大変危険です。
在宅酸素療法を行っている方、その家族の方々は同様の火災を防止するため、酸素吸入時の火気の取扱いについて、以下の事項に十分注意してください。
在宅酸素療法を行う際にご注意いただきたい事項
- 高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重症の火傷や住宅の火災の原因となります。
- 酸素濃縮装置等の使用中、装置の周囲2m以内には、火気を置かないでください。特に、酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないでください。
- 火気の取扱いに注意し、酸素濃縮装置等の取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素吸入してください。
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