ナガミヒナゲシにご注意ください
更新:2024年6月24日
最近、ヨーロッパ原産の外来植物である「ナガミヒナゲシ」が市内に生育しているという情報が寄せられています。
この植物は、在来の植物や農作物と競合すると言われていることから、自宅の敷地内等で見つけた場合には、できる範囲で駆除していただくようお願いします。
ナガミヒナゲシとは
ナガミヒナゲシとは、ヨーロッパ地中海沿岸を原産とするケシ科の植物であり、5月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせます。
日本には観賞用として輸入された経緯があるため、見た目は鮮やかな色合いですが、その茎や葉には植物毒である「アルカロイド」が含まれています。アルカロイドを含む黄色い汁に触れると、皮膚が弱い人はかぶれやただれを起こすことがあるため、十分にご注意ください。
なお、ナガミヒナゲシは法律上の「特定外来生物」には指定されていませんが、繁殖力が強く在来種と競合してしまうため、駆除の実施にご協力をお願いします。
写真提供:千葉県生物多様性センター
駆除について
自宅の庭や自己所有の敷地等にナガミヒナゲシが生育していた場合は、抜き取り等の駆除にご協力ください。
野生の生態系を守るため、皆様のご協力をお願いします。
- 駆除については、花が咲く前に行うと効果的です。
- 駆除を行う場合は、手袋等を着用し、肌の露出が少ない格好で行ってください。また、実ができている場合はつぶさないようにご注意ください。
- 駆除後は、市指定の可燃ごみ袋に入れて密封し、通常の可燃ごみとして処分してください。