アメリカオニアザミにご注意ください
更新:2021年9月10日
最近、市内で外来生物である「アメリカオニアザミ」という植物が生育しているという情報が寄せられております。
この植物は繁殖力が強いため、在来植物を駆逐してしまう可能性があります。自宅などの敷地内で見かけた場合は、在来植物を守るためにも、駆除の実施をお願いします。
アメリカオニアザミとは
アメリカオニアザミとは、ヨーロッパ原産のキク科の植物であり、7月から10月にかけて開花します。
鋭いトゲと強い繁殖力を持ち、在来植物を駆逐したり、人や動物にケガを負わせることがあります。このため、環境省・農林水産省により生態系被害防止外来種に指定されています。
写真提供:千葉県生物多様性センター様
駆除について
自宅の庭や自己所有の敷地等にアメリカオニアザミが生育していた場合は、駆除を行ってください。
野生の生態系を守るため、皆様のご協力をお願いします。
- 花が咲く前に駆除すると、繁殖を抑えることができます。
- トゲによるケガをしないように、厚いゴムや革製の手袋をしてください。
- 根ごと駆除しないとまた生えてくるので、スコップ等で土ごと掘り返すのが効果的です。
- ごみとして出すときは、拡散を防ぐために、剪定枝等と合わせて資源物として出すのではなく、可燃ごみとして出すようにお願いします。
参考情報
国立環境研究所による、アメリカオニアザミに関するページです。
環境省による、生態系被害防止外来種に関するページです。