羽田空港機能強化に関する連絡調整部会
更新:2017年8月7日
羽田空港では、新たな4本目の滑走路(D滑走路)等の整備による再拡張事業を通じ、平成26年3月には発着容量(昼間時間帯)が約40.7万回になりましたが、国土交通省の予測によると2020年代前半には、現在の計画処理能力の限界に達する見込みとなっています。
このため、国は、羽田空港機能強化に向けて様々な取組みを進めています。
当市も参加している「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」では、羽田空港の機能強化に関する国からの説明の受け皿として、千葉県及び当市を含めた関係9市で構成する「羽田空港機能強化に関する連絡調整部会」を設置しています。
関係9市:千葉市・市川市・船橋市・木更津市・松戸市・佐倉市・君津市・浦安市・四街道市
第2回調整部会(平成28年7月26日開催)の概要
第2回の調整部会において、国土交通省から、羽田空港機能強化に伴う環境影響等に配慮した方策について、以下のとおり説明がありました。
国土交通省からの説明内容
- 「首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」で、基本方針として「機能強化策及び環境影響等に配慮した方策」を提示するが、これは、羽田空港機能強化策であると同時に、千葉県下の騒音影響を増やすことなく、更に軽減を進めるための方策でもある。
- 南風時到着経路について、新たな到着経路の設定(15時から19時(切り替え時間含む))により、千葉県下の騒音影響の軽減を図る。
- 羽田空港の機能強化に際し、上記に加え、北風時到着経路も影響を増やさず、また、全ての経路につき更に影響軽減を図るための多面的な方策を講じる。
- 今後は、関係自治体の協議結果を踏まえて、この基本方針に即して、県及び関係市町と協議を行いながら、方策の具体化及び運用の詳細設計等を進める。
- 千葉県内においても、様々な手法を組み合わせた総合的なコミュニケーションを進める。
その他
上記の国の説明を受け、「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」において、再度国に説明を求めたうえで意見等を述べることとした。
これまでに開催された調整部会の概要(県HPリンク)
関連情報
羽田空港に関する諸課題に対する取組みについての市のページです。
羽田空港の機能強化に関する協議についての千葉県のページです。