医療費控除の特例の創設について
更新:2020年8月18日
スイッチOTC薬控除が平成30年度課税より創設されます
セルフメディケーション推進のため、平成29年1月1日以降に支払ったスイッチOTC医薬品の購入費について、市民税・県民税に所得控除の特例が創設されます。
スイッチOTC医薬品とは
要指導医薬品及び一般医薬品のうち、医療用から転用された医薬品を指します。OverTheCounter(オーバーザカウンター)の略称で、薬はもともとカウンター越しに販売されるものであることに由来しています。
法律的には「一般用医薬品」と表現されており、日常では「大衆薬」あるいは「市販薬」と呼ばれる医薬品です。
対象となる医薬品の多くには、次のようなマークが表示されています。
所得控除を受けるためには
- 所得税の確定申告または市民税・県民税の申告が必要となります。
- 本特例の適用を受ける場合には、現行の医療費控除の適用を受けることができません。
- 健康の維持増進及び疾病の予防への取組として、以下の1から5のいずれかを受けている必要があります。
- 特定健康診査
- 予防接種
- 定期健康診断
- 人間ドックなどの健康診査
- がん検診
所得控除される金額
各年中に支払ったスイッチOTC医薬品購入費用のうち、12,000円を超える部分の金額(88,000円を限度)
所得税の確定申告または市民税・県民税の申告に必要なもの
- 各年中にスイッチOTC医薬品を買ったことのわかる領収書、レシート
- 健康の維持増進及び疾病の予防への取組を証明する書類として、次のようなもの
- インフルエンザの予防接種又は定期予防接種(高齢者の肺炎球菌感染症等)の領収書又は予防接種済証
- 市区町村のがん検診の領収書又は結果通知表
- 職場で受けた定期健康診断の結果通知表
(「定期健康診断」という名称又は「勤務先(会社等)名称」が記載されている必要があります。) - 特定健康診査の領収書又は結果通知表
(「特定健康診査」という名称又は「保険者名(ご加入の健保組合等の名称)」が記載されている必要があります。) - 人間ドックやがん検診をはじめとする各種健診(検診)の領収書又は結果通知表
(「勤務先(会社等)名称」「保険者名(ご加入の健保組合等の名称)」が記載されている必要があります。)
四街道市で実施した予防接種、各種検診、短期人間ドック助成に関する上記の書類については再発行することができます。
詳しくは以下のリンクをご確認ください。
「一定の取組」の証明となる文書の再発行についてのご案内(PDF:229KB)
制度の詳細と対象となる医薬品
以下の厚生労働省のホームページ、日本OTC医薬品協会のホームページをご覧ください。
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