栗山ばやし
更新:2024年4月1日
四街道市無形民俗文化財 栗山ばやし
四街道市無形民俗文化財
にほんのふる里 和太鼓、しの笛、かねが奏でる里神楽
昭和50年代の栗山ばやし
- 御祭礼:毎年10月
栗山ばやしは明治時代後期から大正時代に掛けて伝わり、江戸時代の宝永3年(1706年)5月創建と伝わる栗山香取神社の祭礼で奉納される伝統神事です。御囃子は五曲の演目で、面はおかめ・ひょっとこなどがあり、太鼓・笛・鉦で構成されています。当日は地区内を周回します。
昭和58年(1983年)4月15日に四街道市の無形民俗文化財に指定されました。
- 元旦祭・四街道ふるさとまつり・産業まつりでもご覧にいただけます。
- 写真:権利者の許可なく転載等することは法律により禁じられています
栗山歌舞伎一座の伝統を受け継ぐ
栗山歌舞伎一座(東光山蓮花寺にて)
栗山歌舞伎一座とは大正から昭和初期にかけて、栗山地区住民の方々の中から、座員20名を集めてできた歌舞伎一座のことです。
演じられていたものは、一谷嫩軍記(源平合戦における熊谷直実と平敦盛を描く)、鎌倉三代記(源頼家に対する謀反を描く)、義経千本桜(義経の都落ちの後を描く)、二十四孝(中国古来に伝わる親孝行の説話)、御囃子など、大がかりな道具を抱えて千葉・佐倉・八千代など周辺地域へ興行に出かけたと伝わっています。
そして、戦後には「栗山ばやし」のみが復活しました。
出典:地区探訪
栗山香取神社 御祭神
主祭神・境内社
武芸の神「経津主神」を祀る本拝殿
- 経津主神(布都怒志命)
- 三峰神社(伊弉諾尊・伊弉册尊)
- 子安神社
- 水満宮
- 疱瘡神社
- 近隣には当社所縁の真言宗東光山蓮花寺もございます。
子安神社と水満宮(真向いには三峰神社)
疱瘡神社
鎮座地
- 千葉県四街道市栗山424番地
- JR四街道駅より千葉内陸バス千代田車庫行き「馬洗」下車徒歩5分
- JR物井駅・四街道駅からタクシーで10分
- 駐車場はございません。周辺に路上駐車は絶対にしないでください。
栗山香取神社の地図
文化財を見学される方へ
マナーを守りましょう
- 出発前に文化財の所在地を確認してから出かけましょう。
- 文化財の中には現在でも信仰の対象になっているものがあり、失礼のないように見学しましょう。
- 私有地や神社などの建物の中に、無断で入ることのないようにしましょう。
- 文化財には非公開のものがありますので、事前によく調べるようにしましょう。
- 個人所有の文化財や、寺社及び仏像などは保管・管理の都合上、見学できないものがあります。
- 文化財を大切にする気持ち同様、動物や植物も傷つけないようにしましょう。
- ゴミは思い出といっしょに、家まで持ち帰りましょう。
お問い合わせ
教育委員会教育部文化・スポーツ課文化振興係
「栗山ばやし」まで
電話:043-424-8934
FAX:043-424-8923