千葉市・市原市・四街道市による新たな広域連携
更新:2018年5月1日
新たな広域連携促進事業
本市、千葉市、市原市は、新たな広域連携として、子ども・子育て支援環境の整備等について3市で検討を行い、今後、連携の実現に向けた協議を進めていくこととしましたので、お知らせします。
平成28年4月19日(火曜)には、千葉市役所において3市長による共同記者会見を開催いたしました。
趣旨・経緯
3市の市域を1つの圏域と捉え、圏域全体による定住促進や経済の活性化、さらに女性の社会進出を一段と促進するため、保育事業を中心とした子ども・子育て支援サービス等の現状把握や具体的な施策立案を検討し、「保育所・小規模保育事業の共同整備」など10事業の連携の実施について3市の合意が得られたため、実現に向けた協議を継続して行うこととしました。
今後の連携した取り組みに向け、このたび、3市長が共同で記者会見を開催したものです。
事業概要
連携の目的
人口減少が進展する中、周辺都市との連携を強化し、諸資源を最大限に活用する必要
- 県東南部の活性化における千葉市の役割
- 隣接する市原市、四街道市との密接な関係性
3市を1つの圏域と捉え、行政施策の共同実施を展望
連携事業の概要
子育て世帯の定住や女性の社会進出を一段と促進するため、子ども・子育て支援サービス等の現状把握や具体的な施策立案を検討し、今後の連携可能性を検討
連携に向けた体制
広域連携担当及び子ども・子育て支援担当による3市連絡会議を設置
連携事業の選定
3市の事業実施状況や各市の意向を踏まえ、10事業について、連携の実現性の可否や具体的な連携事項について検討
連携事業の検討成果
事業名 | 連携内容 | 進捗状況(平成30年4月現在) | |
---|---|---|---|
1 | 保育所・小規模保育事業の共同整備 | 相互利用ニーズの高い地域での施設の共同整備 | ○30年4月、JR千葉駅ビルに共同整備した保育所が開所しました。 |
1の2 | 事業所内保育事業 | 千葉市が施設整備等の補助制度を新設 | ○千葉市が施設整備等の補助制度を新設。 |
2 | 管外保育 | 入所要件の緩和や空き施設の情報提供 | ○28年11月入所分より連携開始 勤務地等がない場合でも3市の保育所等が相互に利用可能になりました。(ただし、所在地の市民が優先になります。) |
2の2 | 地域型保育事業の連携施設 | 3歳児の管外保育の要件緩和 | 今後検討予定 |
3 | 子育て支援員研修 | 子育て支援員研修の相互乗り入れ | 今後検討予定 |
4 | 地域子育て支援拠点事業 | 相互利用の体制整備 | ○28年7月より連携開始 3市の施設で実施する子育て支援センターが相互に利用可能になりました。 |
5 | 一時預かり事業 | 相互利用の体制整備 | ○29年4月より連携開始 3市の施設で実施する一時預かり(一時保育)が相互に利用可能になりました。(ただし、一部の施設を除きます。また、所在地の市民が優先になります。) |
6 | 幼稚園型一時預かり事業 | 幼稚園所在市が他市在住園児分も含めて補助金交付(後に自治体間で精算) | 今後検討予定 |
7 | ファミリー・サポート・センター | 相互利用の体制整備 | ○29年4月より連携開始 3市の提供会員に相互に援助依頼が可能になりました。 |
8 | 子育て支援関連情報の共有 | 子育て支援関連情報の共有・発信 | ○28年7月より随時連携開始 連携を開始した事業より随時相互の情報提供を開始。今後は3市共通の情報紙の作成等を検討。 |
JR千葉駅ビルに共同整備した保育所(植草学園千葉駅保育園)
今後の取組方針
- 3市事業担当課間での協議を継続し、協議が調った事業から随時連携を開始する。
- 3市連絡会議を必要に応じて開催し、連携事業全体の管理及び課題整理等を行う。
お問い合わせ
【広域連携に関すること】
経営企画部政策推進課
電話043-421-6161
【連携事業に関すること】
健康こども部保育課
電話043-421-2238