気候変動対策「緩和編」
更新:2025年2月17日
あなたの行動で四街道は変わる!!
近年、気候変動の影響が疑われる自然災害などが世界各地で頻発しています。気候変動は、私たちの健康や食べ物などにも様々な影響を与え、今後その影響がさらに大きくなっていくかもしれません。
気候変動が起こるのは、私たちの便利な暮らしによって排出された温室効果ガスが原因と言われています。
本市に近い千葉特別地域気象観測所(千葉市)における約半世紀(統計期間:1967~2022年)の経年変化をみると、年平均気温は約2.4℃の上昇がみられています。このような気温の変化により、海面上昇の加速や、頻発する異常気象、生態系の壊滅的な打撃など、地球環境は深刻なダメージを受ける可能性があります。
(出典)気候変動適応情報プラットフォーム
気候変動を止めるにはどうすればいいか
気候変動による影響を抑える方法
気候変動の対策には、温室効果ガスの排出量を減らす「緩和策」と、すでに起こっている気候変動や将来的に予想される状況に対処して被害を少なくする「適応策」があります。
(出典)気候変動適応情報プラットフォーム
どちらも同時に進める必要がある!!
最大限の排出削減努力「緩和策」を行っても、過去に排出した温室効果ガスの大気中への蓄積があり、ある程度の気候変化は避けられません。それによる影響に対してとり得る対策は、変化した気候のもとで悪影響を最小限に抑える「適応策」になります。しかし適応策だけですべての気候変化の影響を和らげることも不可能であり、緩和策も同時に進める必要があります。
(出典)環境省
具体的な「緩和策」についてご紹介します!!
(1)エネルギーの使用を減らす(省エネ行動)
気候変動の原因である温室効果ガスは、私たちが電気やガスなどのエネルギーを消費することで排出されます。
暮らしの中でのエネルギーの使い方を見直し、省エネ行動を実践することで、気候変動の影響を抑えることができます。
(2)二酸化炭素の「吸収源」を増やす
樹木などは、太陽からの光エネルギーを利用した光合成の働きによって、大気中の二酸化炭素を吸収しています。吸収した二酸化炭素から酸素と炭素を作り出し、酸素は放出、炭素は幹や枝などの形で蓄えられます。
このように大気中から二酸化炭素を取り除くことも重要となります。
(3)「再生可能エネルギー」を増やす
再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスといった自然界の中から繰り返し取り出すことのできるエネルギーのことを言います。エネルギーを作り出す時に温室効果ガスを排出しないため、地球温暖化対策の有望なエネルギー源となります。
まずは1か月間取り組んでみましょう!!
私たちが生活の中で「食べる」「住む」「移動する」ときなどに環境に優しい行動を選ぶことが、「緩和策」につながります。
四街道市では、こどもたちの省エネ行動の実践をサポートするため、二酸化炭素削減シートを作成しました。下記の二酸化炭素削減シートを使用して、家族全員で1か月間取り組んでみましょう!
